今日の言葉

愛国心Perfumeを愛する心の意。
出典

我が国は先ごろ、教育現場の式典にての国旗掲揚及び国歌斉唱を義務とした。これは愛国心を育てるシステムの一環である。その手法の是非はともかく、愛国心や道徳や良識は子供のうちに叩き込まなければならないのは当然である。一部の人は、それらの自発的な育成こそが尊いのであって、強制は愚策であると表明するが、全く以てその通り、自発的ならば尊い。なぜなら、自発的な育成は希少だからだ。希少であるという事は育成の確率が低いという事であり、絵に描いた餅が尊くても意味はない。
ところが、世の中には他人に自発的な愛国心を掻き立てさせる人たちがいる。
そう、野に咲く花に集い軽やかに舞い飛ぶミツバチの如く窮極にお美しいPerfumeの御三人さまである。
静かに年月を重ねて優しく持ち主を見つめる木工調度品の柔らかな温もりの如く美しい のっち こと大本彩乃さまの魅力の前に心を奪われない者などいないし、汗をかいたグラスの中で溶けた氷が崩れるときに鳴る澄んだ涼やかな音色の如く美しい かしゆか こと樫野有香さまの魅力の前に永遠の忠誠を誓わない者などいないし、夜会を照らす蝋燭の炎を映して眩しいほどに輝きを放つ首飾りの宝石の艶やかさの如く美しい あーちゃん こと西脇綾香さまの魅力の前に身命を投げ出す覚悟を持たない者などいないのである。つまり、我々はなんの強制からでもなく自発的に、まさしく天命として、Perfumeの御三人さまに対する愛国心、すなわち、愛Perfume心を持つに至ったのである。
かような素晴らしいPerfumeの御三人さまに心奪われ、誓いを立て、身命を賭す我々は、醜の御盾として草生す屍となり明日の礎になることを心から願っているのである。言うなれば、我々は「Perfumeペイトリオッツ」であり「Perfumeムジャヒディーン」であり「愛Perfume義勇烈士隊」なのである。
ところが、である。我々にも日々の雑事があり、「いざ」という日のためにそれらの雑事をこなさなければならない。なぜなら雑事をこなしてこそ、身も心も懐も壮健になるのであり、そうでなければPerfumeの御三人さまを強力にお守りすることはできないのである。畏れ多くもPerfumeの御三人さまはこのような我々の事情を慮って、イベントへの出席、物品の購入を強制しない。
なんと、下賎な我らに寛大過ぎるご配慮であろうか。私はこの感激を胸に刻み一層の忠節を誓おう。そして、この身が朽ちるまでイベントに通い、この身が滅ぶまで物品を購入しよう。