今日の市場原理

商品は「買いたくなる魅力」を備え、「買いたくなる価格」であると売れる。
例えばディスカウントストアなどに揃えてある商品は、機能的・性能的にどうという事はないが安価だから売れるのだ。逆に、非常に高機能・高性能な機器は多少高価であっても、購買者はその価値に惹かれて購入を決意する。
つまり、X軸を魅力、Y軸を価格とするなら、
Y=Xのライン(Y=XXのラインでもいいが)に価格があれば、あるいは価格がラインを下回れば売れる。
さて、Perfumeである。世界で一番に美しいPerfumeの御三人さまの魅力はもちろん無限大である。であるから、その価値は当然の事ながら無限大である。ところが、PerfumeのシングルCDは¥1000かそこらで買えるし、各種グッズも¥3000を上回らない。
なんたる事だろうか! 魅力が無限大であるにも関わらず上記のような値段で売り出されてるという事はX=Yのラインを大幅に下回っているという事であり、非常に優れたコストパフォーマンスを意味し、超お買い得な状態と言わざるを得ない。
事実、これに気付いているPerfumeのファン諸君は同じタイトルのCDを何枚も何枚も持っている。もちろん私も何枚も持っている。現状ではPerfumeを知らない無知蒙昧なる一般人はこの価格破壊に気付いていないが、Perfumeの御三人さまの素晴らしさに気付き、その超絶に素晴らしいCDのお買い得っぷりに気付いてしまったならば、21世紀の世界恐慌は日本から始まり、その衝撃は世界を簡単に破滅させる事になるだろう。であるから、Perfumeのファンの諸君は一般人が気付いていない今のうちに、さらにCDを買い増すべきだと私は提案する。
それにしても、世界を破滅させる程の力をお持ちとは、さすが、Perfumeの御三人さまである。